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虫歯はどの段階から削る必要が出てくるの

  • こんにちは!
    阿佐ヶ谷パール歯科・矯正歯科の院長吉岡です。
    このブログコーナーでは、日常における、歯やお口に関する様々な豆知識を投稿してまいります😄
    よろしくお願いします🪥

今回は「虫歯はどの段階から削る必要が出てくるの?」です。

 

 

まずは、虫歯の進行の段階です🦷


C0〜C4 の5段階に分類されています💡

 

C0 ごく初期の虫歯
歯の表面のエナメル質が溶けはじめ、白く濁っている状態。まだ歯に穴はあいておらず、痛みなどの自覚症状はありません。

C1 エナメル質の虫歯
歯の表面のエナメル質がさらに溶け、黒ずんでいる状態。冷たいものがしみることがありますが、まだ痛みはありません。

C2 象牙質の虫歯
エナメル質の内側にある象牙質まで虫歯が進行した状態。冷たいものや甘いものがしみるようになり、ときどき痛むこともあります。

C3 神経まで達した虫歯
神経まで虫歯が進行した状態。熱いものがしみるようになるほか、何もしていなくてもズキズキと激しく痛むようになります。

C4 歯根まで達した虫歯
歯の大部分が溶けてなくなり、歯根まで虫歯に冒された状態。神経が死に、痛みはなくなりますが、歯根部に膿が溜まると再び痛みが出ます。

歯を削る処置が必要となってくるのは
C2からです!

よって、C0、C1の段階で虫歯を早期発見できた場合は、削ることなく簡単な予防処置で虫歯進行を止めることができます
しかし、この初期段階では、先程の説明の通り、痛みなどの症状が出にくく、気がつかない場合が多いのです。定期的な歯科健診がお勧めです

そして、C3以上まで進行した場合には、細菌感染が歯の根っこまで進行しているため、根管治療(歯の根っこ)の治療をしていく必要があります。
進行しても、結局治療するから大丈夫では?と思いがちですが。進行する程、歯の保存率(その歯の寿命)がどんどん下がってしまうのです。

 

また、早い段階で虫歯の早期発見や治療ができれば、治療頻度が減ること、期間が短くなること、治療費が安くなることなども期待できますよ😊
阿佐ヶ谷パール歯科の目標は「あなたとご家族のかかりつけ医を目指す」です。皆様の歯を治療することだけが目標ではなく、いかに健康な歯を、健康なまま維持できるかをモットーとしているので、是非一度足を運んでみてご相談ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました😊

阿佐ヶ谷パール歯科・矯正歯科
院長 吉岡寿浩