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審美歯科

Cosmetic Dentistry

審美歯科

審美歯科とは

審美歯科

歯科治療には大きく分けて2つあります。1つは、口腔疾患の予防や治療を中心とした健康を保持する面、もう1つは、歯並びや色、形などの美観を整えていく面です。審美歯科はその両面の治療を行い、口元の表情など見た目の美しさを追求する歯科医療分野になります。
米国ではマナーとして当たり前のように行われてきましたが、近年日本でもその意識が高まり、特に若い女性の間で需要が高まっています。

審美歯科では、歯を漂白するホワイトニング、歯を削って白い素材を張り付けるラミネートべニア、歯に白い被せ物をするオールセラミッククラウンなどがありますが、他にも、歯のすき間を無くし歯並びを良くする矯正、歯周病の治療なども行っています。美しくすることが目的の審美歯科の治療は、基本的に保険適用の対象外ですので、治療費が高いのが難点です。

ホワイトニングの種類と費用

オフィスホワイトニング

歯科医院にて施術を受けます。主な施術は、高濃度の過酸化水素を含む薬剤を歯の表面に塗って、光(LEDやレーザー)をあてる方法です。外側から行うホワイトニングには健康保険が適用されません。

オフィスホワイトニングには審美ホワイトニングと予防ホワイトニングの2種類がございます。

審美ホワイトニングの費用は下記となります。

審美ホワイトニング費用(税込)
1回 27,500円
3回 66,000円
5回 88,000円

予防ホワイトニングの費用は下記となります。

予防ホワイトニング費用(税込)
1回 11,000円
3回 27,500円
5回 44,000円

こんな方におすすめです

  • 痛みをほとんど感じることなく歯を白くしたい
  • 歯の表面を削らずにキレイな歯にしたい
  • 少ない回数で歯を白くしたい

ホームホワイトニング

歯科医院で指導を受けた後、処方してもらった薬剤を使って自宅でホワイトニングする方法です。
費用は24,500円(税込)/ 上下顎となります。(マウスピース・20%薬4本付き)
追加薬剤:4本セットで6,600円(税込)となります。(濃度10です)

こんな方におすすめです

  • 自宅にいながらホワイトニングをしたい方
  • 痛みをほとんど感じることなく歯を白くしたい

詰め物・被せ物とは

虫歯治療で歯を削った場合、その穴の大きさによって処置が異なってきます。小さな穴を補う場合は詰め物(インレー)となり、虫歯の進行が進み大きく削る場合は被せ物(クラウン)となります。虫歯の進行度によって歯を削る範囲が異なり、どちらを装着すべきか決まってくるのです。

種類と特徴

詰め物や被せ物には、保険診療と自由診療があります。目立たなくする物、ケアがしやすく耐久性が望める物など、様々なタイプがあります。金属アレルギーのある方は、メタルフリーでの治療などリスク対策も必要です。それぞれの特徴を知って、先生と相談しながら自分に合った物を選ぶようにしましょう。

主な保険診療

メタルインレー

メタルインレー

特徴

銀歯の詰め物で、強度が強く、広い範囲を治療する時に適しています。
治療に時間がかかります。
銀歯なので目立ち、金属アレルギーを起こす可能性と、歯茎の変色も考えられます。

費用(税込)

2,500〜3,500円

コンポジットレジン

コンポジットレジン

特徴

見た目が白く、銀歯などに比べ目立ちにくいです。また、治療期間が短いのがメリットです。しかし、経年劣化(強度・変色)することがデメリットです。

費用(税込)

1,100〜1,650円

硬質レジン前装冠

硬質レジン前装冠

特徴

歯の色に近いため目立ちにくいです。保険適用範囲が限られています。
変色しやすいデメリットがあります。

費用(税込)

6,600円前後

CAD CAM冠

CAD CAM冠

特徴

ソフトウェアのCADやCAM使い、白い被せ物を制作する方法で、保険適用で治療ができる歯と使う素材が限られています(ただし金属アレルギーの診断を受けている方は例外があります)。
レジンより耐久性に優れ、金属アレルギーの心配が不要で安心です。

費用(税込)

6,600円前後

FMC

FMC

特徴

耐久性が比較的強い銀歯の被せ物で、フルメタルクラウンの略称です。
銀歯なので目立ち、金属アレルギーを起こす可能性が考えられます。

費用(税込)

5,500円

主な保険外診療

ハイブリッドセラミック

ハイブリッドセラミック

特徴

レジンとセラミックを混ぜた素材を使用しています。
程よい硬さのため周囲の歯を傷つけにくく、セラミックよりも柔軟性があるため割れにくいです。
オールセラミック程ではありませんが、天然歯に近い透明感があります。
ただし、経年劣化(変色)の懸念があります。

費用(税込)

33,000〜55,000円

セラミックインレー セラミッククラウン

セラミックインレー セラミッククラウン

特徴

自然な色合いで自分の歯に近い印象になります。
セラミック製で汚れが付着しにくく、金属不使用なので金属アレルギーの心配がありません。
経年劣化の心配もほとんどありません。総じて虫歯リスクが下がります。
天然歯より硬く、周りの歯を傷める可能性があり、衝撃や強い力で割れたり欠けたりする懸念があります。

費用(税込)

55,000〜88,000円

ダイレクトボンディング

ダイレクトボンディング

特徴

コンポジットレジンより、変色しづらく強度に優れています。治療期間が短いです。
すり減りやすく耐久性が懸念されます。

費用(税込)

22,000円

ゴールドインレー・ゴールドクラウン

ゴールドインレー・ゴールドクラウン

特徴

金合金や白金加金などの貴金属で作られているため、天然歯に近い硬さを再現できます。
馴染みやすく、金属アレルギーが起こりにくいです。総じて虫歯になりにくいです。
金色なので目立ちやすいです。

費用(税込)

55,000〜88,000円

メタルフリー治療とは

メタルフリー治療とは、金属を一切使用しない歯科治療のことをいいます。
歯科治療においては、噛む力に耐えうるよう、丈夫な金属を使用することが多いですが、近年では材料の開発や改良により、金属を使用しなくても十分強い材料が出てきました。
メタルフリー治療では白く美しいセラミック素材を使用します。天然歯に近く見た目が良いことに加え、金属ではない素材を使用している為、金属アレルギーの方に最もメリットとなります。

メタルフリー治療の素材と費用

オールセラミック

オールセラミック

特徴

全てセラミックでできた歯科素材です。
見た目は健康的な歯に近い色と透明感が得られます。また、色の変色にも強く、金属アレルギーのリスクがありません。

費用(税込)

121,000円

ジルコニアセラミック

ジルコニアセラミック

特徴

「白い金属」と呼ばれ、美しさと丈夫さを兼ね備えた歯科素材です。
オールセラミックよりも健康的な歯と同等の質感と透明感が得られます。また、色の変色にも強く、金属アレルギーのリスクがありません。
ですが、歯を削る量がやや多いと言われています。

費用(税込)

99,000円

ハイブリットセラミック

ハイブリットセラミック

特徴

金属にセラミックとレジン(歯科用プラスチック)を混ぜ合わせた歯科素材です。
この素材は健康な歯よりやや柔らかいため適度に摩耗し、周囲の歯を傷つけないこと、金属アレルギーのリスクがないことが特徴です。 デメリットとしてはレジンが混ざっているため透明感が劣ること、長年の使用で変色すること、オールセラミックより耐久性が劣ることがあげられます。

費用(税込)

55,000円

ファイバーコア

ファイバーコア

特徴

グラスファイバーでできた、しなやかで美しい白さを持つ歯の土台(コア)です。
この素材は歯と同等のしなやかさがあり折れにくいこと、金属でできたコアに比べ歯根に無理な力が加わらないこと、被せ物の白さを損ねないこと、金属アレルギーのリスクがないことが特徴です。

費用(税込)

27,500円

ラミネートベニア

ラミネートベニア

特徴

前歯にセラミックでできた板を貼りつけて、前歯の形を整える治療法です。
この素材は、すきっ歯の改善に効果があること、歯の形を少ない回数で整えられること、金属アレルギーのリスクがないこと、ホワイトニングで白くできない歯も白くなることが特徴です。

費用(税込)

121,000円