人間の歯は鉄よりも硬い!?知られざる「歯の硬さ」の秘密
- 2026/10/10
- 一般
人間の体の中で最も硬い組織がどこかご存知ですか?正解は、「歯の表面(エナメル質)」です。実は、人間の歯は、鉄よりも硬いと言われています。
鉱物の硬さを1~10段階で表す、「モース硬度」という基準があります。これは、ひっかいた時の傷のできにくさで硬さを比べたものです。
最も柔らかい滑石が「1」、最も硬いダイヤモンドが「10」とされますが、歯の表面を覆っているエナメル質は「5~7」の硬さがあります。これは、身近なもので言うと、ガラスやナイフの鉄(硬度5)よりも硬く、なんと水晶(硬度7)にも匹敵する強さです。
この驚異的な強さがあるからこそ、硬い食べ物も噛み砕いて、食事を楽しむことができるのですね。
ですが、そんな最強な歯にも実は弱点があります。それは「酸」です。
いくら鉄より硬くても、むし歯菌が作り出す酸に触れ続けると、歯のミネラルが溶け出して簡単にもろくなってしまいます。
また、硬い一方で、強い衝撃や歯ぎしりによる横方向からの力には弱く、欠けたり、パキッと割れてしまうこともあります。
鉄より硬い、大切な歯を守るために、毎日の丁寧な歯磨きと、歯科医院での定期的なメインテナンスで、酸に負けない強い歯を維持していきましょう!



