歯医者さんが怖い! その理由と克服するためのポイントを徹底解説
- 2025/12/01
- 一般

歯科治療に対する不安や恐怖で、歯医者さんになかなか足を運べないという方も多いのではないでしょうか。「歯医者が怖い」という気持ちは当然なことで、むしろ「怖くない」と思う方のほうが少ないのかもしれません。しかし、その不安や恐怖のために必要な治療を先送りにしてしまうと、お口の健康は悪化の一途をたどってしまいます。今回は、歯医者が怖いと感じる理由やその克服法、歯科医院選びのポイントなどをご紹介しましょう。
Contents
歯医者が怖いと感じる理由
歯医者が怖いと感じる理由歯医者さんに対する恐怖心には、様々な要因が関係しています。ここでは、その主な理由について解説していきましょう。
治療時の痛みへの不安

歯科治療において、最も多くの方が不安に感じるのが治療中の痛みです。歯科治療ではその多くで麻酔を使用するため、本来は痛みを感じないはずですが、その麻酔注射に不安や恐怖を感じる方も多くいらっしゃいます。とくに、麻酔が効きにくい体質の方や、過去に麻酔が十分に効かないまま治療を受けた経験のある方は、より強い不安を感じやすくなります。
過去の治療のトラウマ
過去の治療で嫌な経験をしたことが、恐怖心につながるケースも多くみられます。例えば、子どもの頃の治療経験が大人になってもトラウマとなり、なかなか歯科医院に足を運べないという方は意外と少なくありません。また、「痛いのに無理やり治療された」「説明がないまま進められた」「先生の対応が冷たい」といった不信感がトラウマになることもあります。このような経験が無意識に「歯医者=怖い場所」という認識となり、治療を避ける原因になってしまいます。
歯科医院独特の雰囲気(匂い・音)
歯科医院特有の環境も、患者様の不安や恐怖を引き起こす要因になっています。なかでも、消毒液の匂いや治療器具の音(ドリル音)が苦手に感じる方は少なくないようです。また、口を長い時間開けておくことや、治療中に会話ができないことにストレスを感じる方も多くいらっしゃいます。
嘔吐反射が怖く歯医者に通えない人も多い
歯科治療に対する恐怖や不安のほかに、嘔吐反射(えづき)が強くて治療が受けられないという方も少なくありません。嘔吐反射は個人差が大きく、深刻な場合は診療そのものに支障をきたすケースもあります。
嘔吐反射がもたらす困難

嘔吐反射が強い方の場合、「前歯の裏側を触られただけでえづいてしまう」「歯科用ミラーが口に入るのも耐えられない」ということがあります。これが原因で治療が進まなかったり、通院を避けてしまったりするケースも多くみられます。
嘔吐反射が強い方への対応
歯科医院では嘔吐反射が強い方に対して、以下のような様々な工夫を行っています。「歯医者さんに行きたくても、嘔吐反射が強くて行けない」という方は、遠慮なくその旨を歯科医師に伝えましょう。
診療の姿勢
嘔吐反射の軽減には、診療時の姿勢が重要な要素となります。多くの歯科医院では診療台の角度を工夫して、唾液が喉に流れにくい位置で治療を行います。また、治療中はこまめに休憩をとり、患者様の様子を確認しながら進めるなどの対応も行っています。
器具の選択
使用する歯科用ミラーやドリルなどは可能な限り小さなサイズのものを選んだり、舌に触れにくい形状のものを使用したりすることで、不快感を軽減していきます。
歯医者が怖い人の医院の選び方
治療を不安なく、安心して受けるためには歯科医院選びが重要です。以下のポイントを参考に、ご自身が通いやすいクリニックを探してみましょう。
治療中の痛みに配慮してくれる

痛みに弱い方は、「歯科麻酔の痛み」にまで配慮しているかどうかをまずチェックしてみましょう。表面麻酔の使用や極細の注射針の採用、麻酔薬を体温に近い温度まで温めるなどの工夫を行っている歯科医院であれば安心です。また、痛みの感じ方はお一人おひとりで異なるため、患者様の痛みの声に真摯に耳を傾け、対応してくれる姿勢も重要です。
コミュニケーションがしっかりとれる
治療内容をしっかりと説明し、患者様の不安や疑問に丁寧に答えてくれるかも重要なポイントです。とくに、初診時の対応は、その歯科医院の姿勢を知る重要な機会となります。さらに、治療の各段階で「今からこのような処置を行います」という説明があり、患者様の様子をみながら治療を進めてくれる歯科医院を選ぶことをおすすめします。
リラックスできる環境づくりに力を入れている
診療室の雰囲気も重要なポイントです。歯科医院の中にはBGMを流したり、アロマを活用したりして、リラックスできる環境づくりに力を入れているクリニックもあります。歯科医院特有の雰囲気が苦手な方は、このような工夫がされている歯科医院がおすすめです。
笑気麻酔や静脈内鎮静法を導入している
通常の歯科麻酔とは別に、笑気麻酔や静脈内鎮静法を導入している歯科医院であれば、治療中の不安や恐怖を大幅に軽減できます。とくに、歯科治療に強い恐怖心を持つ方には非常に有効です。別途費用はかかりますが、これらのオプションが利用できるかも確認してみましょう。
まとめ
歯科治療への不安や恐怖心は、決して特別なものではありません。大切なのはその気持ちを理解し、適切に対応してくれる歯科医院を見つけることです。近年は痛みへの配慮や丁寧なコミュニケーション、リラックスできる環境づくりに力を入れている歯科医院も増えています。ご自身に合った歯科医院を見つけ、少しずつでも通院を続けることが、歯科治療への不安を克服する第一歩につながるでしょう。



