ホワイトニング後の食事、どうしたらいい? 食品選びのポイント
- 2025/09/01
- 審美歯科

歯を白くするホワイトニング治療は、見た目の印象を大きく変える人気の治療です。しかし、白く美しい歯を保つためには、治療後の食事に気をつける必要があります。とくに、治療直後は歯が敏感になっているため、適切な食事管理が重要です。今回は、ホワイトニング後の食事制限(おすすめの食事・控えたほうがよい食事)について、具体的な注意点や対策などをご紹介しましょう。
Contents
ホワイトニング後はすぐに食事できる?
ホワイトニング後も食事は可能ですが、治療後の歯は一時的に色素を吸収しやすい状態になっているため、食事の選択には注意が必要です。
ホワイトニング直後は再着色しやすい
歯の表面は「ペリクル」と呼ばれる薄い保護膜で覆われており、着色や細菌から歯を守っています。しかし、ホワイトニング治療直後はこの保護膜が一時的に剥がれるため、色素を吸収しやすい状態になります。ペリクルの再形成には通常12~48時間はかかるため、この間の飲食はとくに注意が必要です。
施術別による制限時間

ホワイトニング治療直後の食事制限の時間は、施術するホワイトニングの種類によっても異なります。一般的に、オフィスホワイトニングの場合は24~48時間程度、ホームホワイトニングの場合は3~4時間程度の食事制限が推奨されます。したがって、この時間内は以下にご紹介する項目を参考に、口に入れる飲食物を慎重に選ぶようにしましょう。
ホワイトニング後におすすめする食事
ここでは、ホワイトニング後でも安心して食べられる食材やメニューの具体例などをご紹介します。さらに、食品の選び方のポイントもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
安心して食べられる食品

ホワイトニング後は、色素の少ない食品を中心に摂取することで、歯の白さを保つことができます。具体的な食品としては、白身魚や豆腐、ジャガイモ、白米、うどん、パスタなどの白色食品があります。また、飲み物は水や牛乳、白ワインなど、無色透明または白色の飲み物がおすすめです。ただし、炭酸飲料やスポーツドリンクなどは控えましょう(次項で解説)。
○白い食材を使った具体的なメニュー例
・和食:白身魚の塩焼き・豆腐と白菜の煮物・ご飯
・洋食:グリルチキン・ポテトサラダ・クリームシチュー(淡目の色合いで)、パン
・その他:八宝菜・オイルパスタ・塩焼そば・焼き鳥(塩)など
○食べる食品に迷ったら・・・
ホワイトニング後の食事選びで迷ったら、白い布やプラスチック容器への汚れの付着具合をイメージしてみましょう。食べ物がついても着色汚れが目立ちにくく、簡単に洗い落とせるようであれば、歯への着色リスクも低いと考えられます。
ホワイトニング後に控えたほうがよい食事
ホワイトニング効果を高めるために、治療直後は一時的に控えたよい食品があります。また、これらの食品は、ホワイトニング完了後も極力控えることで、白さが長持ちしやすくなります。
「色の濃い食品」は極力避ける
コーヒーや紅茶、緑茶などの飲み物や、カレー・ビーフシチュー・ソース焼きそばなど色の濃い料理は避けましょう。また、ケチャップや味噌、醤油、ソースなどの調味料も着色の原因になります。
「ポリフェノール」を含む食品も要注意

ポリフェノールも着色の原因となるため注意が必要です。赤ワイン・ココアなどの飲み物をはじめ、イチゴ・ブドウ・ブルーベリーなどの果物、チョコレートなどのお菓子といったポリフェノールを多く含む飲食物は控えめにしましょう。さらに、大豆に含まれる「イソフラボン」もポリフェノールの一種なので、大豆製品も一時的に摂取を控えることをおすすめします。
酸性食品(酸っぱい食品・炭酸飲料・健康飲料など)
ホワイトニング直後は歯が敏感になっているため、酸性の食品や飲み物も控えめにすることが大切です。炭酸飲料やヨーグルトは、たとえ白色や透明であっても治療直後は控えましょう。また、乳酸菌飲料や食酢、スポーツドリンクも一見すると色味は少ないものの、酸性度が高いので避けるようにしてください。
着色予防のための食事の工夫
上記に挙げた飲食物はホワイトニングの施術中、施術直後に極力控えたほうがベターですが、制限ばかりではストレスが溜まります。したがって、色の濃い食品を食べたい場合は、食べ方を工夫することも大切です。例えば、色の濃い飲食物を口にする場合は「こまめに水を飲む」「すぐにうがいをする」といった対策を行うと、着色リスクを減らすことができます。また、着色しやすい飲み物を飲む場合は、ストローを使うのも効果的です。
その他
タバコも着色の原因になるため、ホワイトニング後は控えるようにしましょう。
まとめ
ホワイトニング後の食事制限は治療効果を最大限に引き出し、美しく白い歯を長く保つために非常に重要です。とくに、治療後1~2日ほどは、色の濃い飲食物や酸性食品を控えることをおすすめします。この間は白色や透明なものを中心に食事を選び、必要に応じてうがいなどの対策をとることで、より効果的に白い歯を維持できるようになります。ホワイトニング後の食事制限について不安なこと、疑問に思うことなどがありましたら、当院へお気軽にご相談ください。



