目的に合わせて選ぶ、歯磨き剤選びのポイント★
- 2025/04/20
- 予防歯科
毎日使う歯磨き剤。ドラッグストアにはたくさんの種類の歯磨き剤が並んでいるので、どう選んだら良いのか迷ってしまいますね。歯磨き剤は、大きく分けて2つの成分からできています。1つ目は「基本成分」、2つ目は「薬用成分」です。基本成分は、清掃剤(研磨剤)、湿潤剤、発泡剤、粘結剤、香味剤、保存料などで、薬用成分は、厚生労働省から疾患の予防などに効果があると認められた成分です。歯磨き剤を選ぶ際のポイントは、ご自身のお口のお悩み、期待する効果に合わせた薬用成分で選ぶこと。目的別の薬用成分をご紹介します。
歯垢の除去、付着防止 → デキストラナーゼ など
歯質の強化、虫歯の発生と進行防止 → フッ素、ハイドロキシアパタイト など
歯肉炎、口臭予防 → クロルヘキシジン塩化ナトリウム など
知覚過敏の防止 → 硝酸カリウム、乳酸アルミニウム など
タバコのヤニの除去、歯石の沈着予防 → ポリリン酸ナトリウム など
目的に応じて歯磨き剤を選ぶことは、より効果的なオーラルケアにつながります。歯磨き剤を選ぶ際には、ぜひ商品に書いてあるコンセプトのほか、裏側に記載されている成分表示を確認して、ご自身の目的に合わせて選んでみてください。